診療報酬改定に関するページ

診療報酬改定時の対応及びレセプト「摘要」欄記載に関する要請書を提出

2020年9月16日

内閣総理大臣
菅 義偉 様

山口県保険医協会
会長 阿部 政則

診療報酬改定時の対応及びレセプト「摘要」欄記載に関する要請書

拝啓 貴職には、日々国民医療の向上にご尽力賜り、厚く御礼申し上げます。
 2020年4月診療報酬改定では、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、厚生労働省の改定時説明会が中止となりました。全国保険医団体連合会中国ブロック協議会で本年7月に実施した共同アンケート調査において、今次改定の内容について理解できたかどうかを尋ねたところ、改定内容を「理解できていない」との回答が46.5%と約半数に上りました(山口県では50.5%)。4月改定前、当会では、このままでは改定内容を十分に周知できないことから、改定の実施は延期すべきであると再三にわたり政府関係機関に要請してきましたが受け入れられませんでした。今回のように説明会が中止とされ、改定内容の周知が困難な場合は、改定の実施延期又は中止を決断されるよう求めるものです。
 一方、改定内容の理解が進まない中で、本年10月診療分からは、レセプト「摘要」欄記載について、レセプト電算処理システム用コードを選択した上に、算定理由や元号による実施年月日、撮影部位等のテキスト入力が求められ、ますます煩雑となります。改定内容を周知できていない上、一方的な事務連絡の発出では、医療現場は混乱するばかりです。4月以降、当会には多くの質問や疑問が寄せられていますが、新型コロナウイルス感染症への対応に追われる現場からは、事務負担増に対する憤りの意見も出されています。これ以上の負担は耐えがたく、改めて、今回のレセプト「摘要」欄記載には問題があることを訴えます。
 つきましては、下記の事項について強く要請しますので、ご尽力頂きますようお願い申し上げます。

一、診療報酬改定時、保険医が改定内容を十分に理解できるよう周知に努めること。説明会を中止せざるを得ない場合は、その改定の実施を延期又は中止とすること。
一、現場に過重な負担を課すレセプト「摘要」欄記載は中止すること。少なくとも、本年10月診療分からの実施は延期すること。

以上