活動報告

県内各保険者団体へ「保険証による受診」の勧奨を要請

 当会では、医療機関への受診にマイナンバーカードは不要であることを訴えていますが、3月5日、県内の各保険者団体(健康保険組合山口連合会、全国健康保険協会山口支部、山口県国民健康保険団体連合会、山口県後期高齢者医療広域連合、山口県市町村職員共済組合)に対し、「保険証による受診」を被保険者に勧奨するよう要請を行いました(下記)。


被保険者への健康保険証による受診の勧奨等のお願い

拝啓 時下ますますご清栄のことと拝察いたします。平素より医療保険制度に関する啓発や諸活動等におけるご尽力に敬意を表します。私たちは山口県内の開業医を中心とする保険医の団体で、医師、歯科医師1,500名の会員で構成しています。
 さて、3月よりマイナンバーカードを被保険者証として利用することによるオンライン資格確認システムが稼働することになっています。しかしながら、このシステムに必要なマイナンバーカードの情報を読み取るためのカードリーダーを申請している医療機関の割合は、現状約3割程度でしかなく、システム稼働の目前にもかかわらず、その体制が整っていないことは明らかです。
 こうした状況を受け、2月12日の社会保障審議会医療保険部会において、健康保険組合連合会副会長から、マイナンバーカードによる資格確認の可否が医療機関によって異なることで、受診の際に患者が混乱をきたすことを危惧して、「当面は既存の健康保険証を利用することが最も確実な方法」であることを患者に周知せざるを得ないと述べています。あわせて、政府に対しては国民に誤解を与えない周知・広報を求めたことも報じられました。したがって、「3月以降も被保険者証により受診ができる」「マイナンバーカードを持参しても資格確認ができない医療機関の方が圧倒的に多い」ということを、保険者自ら被保険者に周知して頂く必要があると考えます。
 未だ新型コロナ禍にある医療の現場において新たな混乱が発生しないよう、下記の事項を被保険者に対して周知頂きますようお願い申し上げます。

敬具

1)3月以降も被保険者証で医療機関を受診できること。
2)マイナンバーカードで受診できる(カードリーダーを設置している)医療機関は少ないこと。
3)カードリーダー未設置医療機関では、マイナンバーカードで受診しても資格確認が出来ないため、改めて被保険者証の提示が必要であること。