活動報告

新型コロナ第3弾アンケートをもとに県庁で記者会見

 山口県保険医協会では、6月10日に県庁記者クラブにおいて記者会見を行いました。この会見は、5/18~26 に実施した「新型コロナウイルス感染拡大の影響に関るアンケート」(「第3弾」実態調査)結果をもとに、新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療現場の実態を広く県民に知らせることを目的としています。
 アンケート結果(4月の受診状況など)では、患者の受診控えの現状が如実に示されており、その実態や要因について説明しました。こうした状況は5月以降も続いていることから、このままの状態が長期化すれば医療機関の経営に大きく影響するだけでなく、患者にとっては病状悪化にもつながりかねないことを強調。医師、歯科医師として求めたいのは、早く「日常の受診行動に戻ってほしい」ことだとして、感染不安の中で医療機関への足が遠のいているのだと思うが、感染防止対策はしっかり整っており、安心して受診してほしいと訴えました。
 記者からは、今回の調査結果をふまえた具体的な取組みについての質問があり、県内自治体に対して医療機関も対象とした事業所支援策を講じるよう求めたことを紹介しました。また、国に対しては、厳しい経営実態の中で、効果的な、即効性ある財政支援が重要となっていることを改めて訴えるとともに、感染が落ち着き始めている今の時期に、感染防止のための装具やPCR検査の体制などについてしっかりと手立てするよう要請したいと述べました。あわせて気になる点として、患者が受診しにくいということで、オンライン診療が推奨される中、臨時的措置として初診からもオンライン診療が認められており、これについて恒久的な取扱いにしようとの動きがあることを指摘。オンライン診療は対面診療を基本とした補足的手段となっているにもかかわらず、コロナの中でなし崩し的に拡大されることは問題であり、マスコミとしても注視してほしいと訴えました。