活動報告

クイズハガキに「患者負担増に反対」の声、多数

 社会保障費の自然増縮減をめざす政府の施策によって、医療はじめとした社会保障全般にわたる締め付けが進み、「負担増」と「給付の抑制」が国民に押し付けられています。そうした中で、「負担増」反対の世論を大きく盛り上げていくために、保険医協会では昨年10月から「クイズで考える私たちの医療(クイズハガキ)」に取り組んできました。
 1月14日に締め切った「クイズハガキ」には、3074通(保団連への直送分を含めて3120通)もの応募がありました。同時に、クイズハガキの自由意見欄には1500を超える意見が寄せられており、その多くは「負担増は困る」「負担は軽減してほしい」というものでした。こうした意見は、高齢の方からはもちろん、10~20代の若年層を含めて、ほぼすべての年代にわたっているのが特徴であり、「負担増」反対の声が県内に響きわたったと言えます。

「クイズハガキ」に寄せられた意見 傾向別の集計と分析

 応募総数3074通の内、約半数にあたる1522通に意見が記入されていました。
 意見を寄せた人の男女比は28.4%:71.6%で約7割が女性からの回答でした。また、年齢構成は、60歳代の回答率が22.7%と最も高くなっていますが、30~50歳代、70歳代の回答も15%前後と高く、幅広い年代からバランスよく回答を頂けた形となっています。
 自由意見の内容は、患者負担増、医療・社会保障制度関連が59.2%と最も多く、小児医療費助成制度関連(12.1%)、歯科医療関連(7.4%)、クイズハガキ自体に関するもの(16.4%)という結果でした。
 さらに、各回答の内容ごとに詳細を見ると、「患者負担増、医療・社会保障制度」関連の中では、圧倒的に多かったのが「患者負担増に反対、困る、軽減すべき」等の意見で、78.5%にのぼりました。また、同趣旨の回答については、高齢の方からはもちろん、10~20代の若年層からも多くあり、患者負担増への反対の声は世代を問わず寄せられていることがわかりました。その他の回答では「負担増もやむを得ない、収入や世代によって負担を分けるべき」(7.2%)、「不要な受診・過度な投薬など無駄を削減すべき、高薬価の見直し」(6.7%)、「医療・社会保障をもっと充実・改善すべき」(5.7%)、「その他」(1.9%)などとなっています。
 それ以外のご意見としては、クイズハガキ自体に関する意見の関連では「クイズが良く分かった、楽しかった等」(83.7%)、小児医療助成制度関連では「医療費助成を拡充して欲しい等」(92.1%)、歯科医療関連では「歯科の重要性について良く分かった、初めて知った等」(70.1%)、といった内容が多くなっています。

(詳しくは会報2月号参照)