私たちからの訴え

新型コロナウィルス等感染症対策に関する要請書

令和2年3月5日

内閣総理大臣 安倍 晋三 様
山口県知事  村岡 嗣政 様

新型コロナウイルス等感染症対策に関する要請書

 山口県保険医協会
会長 阿部 政則

 日頃は国民医療の発展にご尽力いただき、敬意を表示ます。
 本会は県内の医科、歯科保険医の会員約1,500名で構成する医師・歯科医師の団体です。本会では国民医療の発展を目指し、様々な事業に取り組んでいます。
 さて、国内における新型コロナウィルス感染者が日々増加しており、政府も「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を示すなど、感染拡大防止に尽力されていることと存じます。
 このような中で、内閣主導のもと、小・中・高校の全国一律休校の要請が行われました。医療機関でも子育て中の従業員への休業対応で、診療規模を縮小しなければならない状況や、臨時出勤者への特別手当の支給等も発生するなど、経営的な不安の声があがっています。さらに、民間医療機関の受診患者から、コロナウイルス感染者が確認されたことから、これ以上の感染を防ぐために休業せざるを得ない状況も確認され、再開の見通しが付かない不安な状況も報告されています。
 今後、民間医療機関でのウイルス検査も想定されている中で、医師自身や従業員が感染したことによる休業時等の不安は解消できていません。
さらに、コロナウイルス感染の疑いのある患者が、かかりつけ医を受診する可能性も大きくなることから、医療機関のこれらの不安を払拭するためにも、下記の事項の実現を求めます。

一、コロナウイルス感染に関する、従業員の休業要請等に従う場合に、経営的な不安を抱えることなく、通常の診療に専念できるよう、事業主への公的支援策を提示すること
一、コロナウイルス感染者を診断したことによる休診となった場合に、現在示されている優遇融資制度のような借入による支援ではない、臨時的な休業補償制度等の財政的支援を行うこと